卒業後の進路

通信制高校の卒業後は進学・就職できる?不安な進路のリアル大公開

通信制高校卒業後の進路は進学・就職できる
  • 通信制高校の卒業後の進路が不安…
  • 通信制高校を卒業してから進学できるの?
  • 通信制高校卒で就職できるの?

当ページでは不安も多い通信制高校卒業後の進学・就職できるかという進路についてお伝えします。

高校入学後に訪れる不安の1つが卒業後の進路です。

特に全日制高校と違い、自宅学習が原則の通信制高校って卒業後の進路って大丈夫なの?

という心配される方が多いのではないでしょうか。

私はこれまで通信制高校の入学相談室としてのべ1520名の入学に携わり、卒業後の進路についても同様に見てきました。

私は入社して1年間担任を持っていたこともあったので、進路指導にも携わりました。

このページでは、あなたが不安に思っている高校卒業後の将来について、あなたの子供が高卒資格を取ったあとの進路について公開します。

ぜひ、ゆっくりとご覧下さい。

通信制高校卒業後の進路リアル

通信制高校の進路リアル通信制高校の進路リアル

卒業後は進学できる・就職できる

ズバリ結論から言うと、通信制高校を卒業後、大学・短大・専門学校へ進学できます。

通信制高校を卒業し高卒として就職できます。

まず、進路について不安に思っている方はどうぞ安心してください。

ではなぜ進学できるのか。

どうして就職できるのか。

そういった卒業後のリアルについて、通信制高校の中にいた私だからお伝えできるリアルを発信します。

進路決定率は平均60%

文部科学省によるデータ『高等学校教育の現状』によると、通信制高校の卒業後の進路については主に下記通りとなります。

通信制高校主な進路

進学・・・40.5%

就職・・・14.3%

公共職業能力開発施設等入学者・・・1.4%

その他・・・43.1%

参考:文部科学省「高等学校教育の現状」

つまり、通信制高校卒業し約6割は新たな道に進んでいるということになります。

このデータを目にし、あなたは多いと思いますか?少ないと思いますか?

それでは、次に通信卒業してからの進学について見ていきましょう!

通信制高校卒業後に進学はできる

通信制高校卒業でも進学できる通信制高校卒業でも進学できる

通信制高校には実は進学メリット有り

通信制高校からだと進学できないと不安に思う方もいるかもしれませんが、通信制高校に通う先輩たちは大学・短大・専門学校へ進学しています。

まず、通信制高校は全日制高校と同じ1条校なので卒業証書に進学に不利となることは一切ありません。

もちろんセンター試験を受けることもできますし、私立大学の一般入試も他の高校生となんら変わりなく受験することもできます。

もちろんAO入試や推薦での受験も全日制高校と同じ日程、環境の元で受けることができます。

また、通信制高校には各学校独自の指定校推薦枠をもっています。

そのため、全日制高校では一般入試でチャレンジしても厳しいかもしれない学校に推薦枠で入れるメリットがある場合があります。

受験の面で不利になるばかりか、有利に進学を進めることができるメリットが通信制高校にはあります。

専門学校も同様に指定校推薦を持っている学校もあります。

サポート校などで専門コースを学んでいる場合、資格を持っていると専門の試験が免除になったり、進学先の教材が同じもので費用を節約できる場合もあります。

だるま室長
だるま室長
学んできたことが活かせる進路は生徒にも自信につながるため上級学校経の進学はおすすめです

学習環境に注意し通信制高校を選択

通信制高校には指定校推薦といった進学メリットがありますが、デメリット・注意点として学習環境について気をつけなければいけません。

というのも通信制高校の元々の目的は『高卒資格を取得するため』であり、レポートは高校卒業に必要な学習内容になっています。

通信制高校での学習内容すべてが受験に役立つかというとそうではありません。

通信制高校から狙った大学へ合格するには進学に重きをおいた学校、サポート校への入学がおすすめです。

難関校への実績もある通信制高校としてはクラーク記念国際高等学校、トライ式高等学院などがあります。

進学コースもあり、通信制高校卒業はもちろん、志望校へ進学できるようサポートしてくれる学習環境が整っている高校への進学を検討しましょう!

私が勤めていた学校では自宅学習で難関校に一般受験で一発合格した卒業生もいます。

合格後話を聞いたら、1日スケジュールを自分で決め、休みもなく勉強に打ち込み、スクーリングでも寝る前は受験勉強していたと聞きました。

彼のように自己管理ができる生徒はなかなかいません。

だるま室長
だるま室長
そのため学習環境の整った通信制高校の選択がポイントになります
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通信制高校卒業後に就職はできる

通信制高校卒業後に就職できる通信制高校卒業後に就職できる

人手不足の現代のため就職は難しくない

通信制高校卒業後、就職できるか心配という声や通信制高校だと就職に不利だという声がありますが、結論、就職できます。

通信制高校卒業後に就職できる理由は2つあります。

1つ目に通信制高校が就職に不利になるということですが、通信制高校は全日制高校、定時制高校と同じ1条校となるため高校卒業資格は全日制高校や定時制高校と全く同じです。

つまり、高校卒業資格において不利になるということは絶対にありません。

2つ目に現在の社会情勢が就職に追い風になっています。

いま、日本ではどの業界も『人材不足』です。

団塊の世代が定年を迎え、働く人が減っているため働きたいと思う人以上に求人が溢れている状態です。

各企業はこれまで新卒採用では大学生を中心に力を入れていましたが、いま注目されているのは高校生です。

高校生採用に積極的な理由は、大学生よりも初任給コストがかからない人件費のうえでメリットがあります。

また、若いうちからその企業の社風に育てやすいというメリットもあり高校生の就職に目を向けています。

これは多くの企業採用担当者に聞いたリアルな情報です。

高卒資格に差がなく人材不足の現状もあり、通信制高校卒業後に就職はできます。

就職するために面接対策をすることが大切

ただ、通信制高校から就職する上で注意したいことがあります。

それは『面接対策』です。

企業の採用担当者は、現在これほど通信制高校が増えていることを知りません。

そのため、面接で学校について聞かれる可能性があります。

私がこれまで勤めた通信制高校卒業生の就職面接で聞かれた主な質問は次の3つです。

面接での主な質問
  1. 通信制高校とはどんな学校なのか?
  2. なぜ通信制高校に入学したのか?
  3. 通信制高校で何を学んだのか?

採用担当者として、生徒が通信制高校を選択したことは気になる項目の1つです。

この3つの質問については必ず答えられるように対策をして望むことが必要です。

このページをご覧になっているあなたも、通信制高校に対して『勉強についていけない人が行く学校』、『人間関係に問題があって転校する学校』というイメージがありませんでしたか?

しかし、通信制高校を卒業するためには自己管理力が全日制高校よりも必要です。

毎日通っていない分、時間を費やしてきたこと、頑張ってきたことを話せるエピソードは全日制高校よりも多いはずです。

通信制高校の仕組みや頑張ってきたことをしっかり伝える準備をしておく必要があります。

また、通信制高校の専門コースを学んできた生徒は資格を持っていることで学んできたことを活かせる業界への就職が有利です。

たとえ資格がなくても、学んできたことが特殊なものであってもその力を発揮できる仕事があれば採用される可能性は高くなります。

例えば美容師コースへ入学した生徒は高卒と同時に美容師免許を取得できます。

高卒の給与で美容師として採用ができるため、通信制高校で美容師コースをもっている学校はどの美容室からも求人が来ます。

「私はこの美容室ではたらきたい」「東京の美容室で働きたい」

という希望も高い確率で叶えることができます。

だるま室長
だるま室長
通信制高校は話せるエピソードがたくさんあります、うまく面接対策をすれば合格率は高いです

進路未決定者によくある特徴

進路未決定者のよくある特徴進路未決定者のよくある特徴

高校卒業資格取得を目標にしている

前述した文部科学省によるデータ『高等学校教育の現状』で43.1%もいるその他、いわゆる進路未決定者ですが、通信制高校を進路未決定のまま卒業がそれにあたります。

私は多くの卒業生を輩出してきましたが、進路未決定の生徒にはそれぞれ特徴があります。

まず、『高卒資格を取得する事が目的の生徒』が存在する事を忘れてはいけません。

通信制高校の本来の目的は高卒資格を取得するための高等学校です。

全日制高校では毎日通うことのできない病気の生徒が自学で登校日数も少ない通信制高校で卒業資格を取得しています。

目的は『高卒資格を取る』ことが生徒・親の目的の為それ以降の進路について望まれない場合があります。

進路サポートが発展途上の為目標が決まらない

もう1つの進路未決定者の特徴が今後の通信制高校の課題になっていくはずです。

もう1つの特徴は今後通信制高校の課題にもなりますが、進路サポート体制がまだまだ万全ではないため就職や進学が決まらない未決定者が出てしまうケースです。

これは多くの通信制高校に該当しますが、通信制高校には学習サポートがメインの学校が多いです。

それは、学習に不安があったり、高校卒業資格を取得するために担任がつき支援し3年間で高校卒業資格を取得しなければいけないからです。

そのため、卒業後の進路サポートより学習サポートについて重きを置いている学校が多いのが現状です。

全日制高校では1年次から進学や就職についての年間カリキュラムが組まれていることが多いため進路決定率は上がっています。

しかし、通信制高校では毎日通学してこないという特徴もある為、進路に関する支援がうまくいきません。

大学生であれば、自分のやりたいことを自発的に見つけていくことができますが、高校生といった多感な時期。

まだ親や学校の先生へ進路を相談する事が多いです。

通信制高校でも進路相談をされるケースが増えましたが、これからもっと増えていくことでしょう。

だるま室長
だるま室長
高卒資格を取得するだけの目的でない場合は、流されずに卒業後の目標を早いうちから見つけることが、進路未決定にならないためのポイントです
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通信制高校生が進学・就職するために必要なこと

進学・就職するために必要なこと進学・就職するために必要なこと

通信制高校に入学し進路未決定にならないために必要なこと。

それは、通信制高校卒業を目標にせず、将来をイメージしながら学校選択、コース選択をすることが大切です。

通信制高校の特徴でもあるレポートなど学習内容は高卒資格を取得するための基本的な内容です。

そのため、通信制高校卒業だけを目標にすると、大学進学の学習レベルに対応できません。

もし、卒業後に入学したい大学などがある場合は、学習サポートが充実している通信制高校(例えば塾のトライが運営しているトライ式高等学院やウィザスが運営する第一高等学院)などもおすすめです。

自宅学習の時間が増える分、センター試験などの対策は十分にする時間があるのですが、時間管理を怠ると時間を無駄にしてしまう場合もあるため注意しましょう。

将来は美容師やなりたいものがあるのであれば、北海道芸術高等学校など専門コースのある通信制高校を選択することをおすすめします。

卒業するまでに高卒以外に専門資格を取得できる学校もたくさんあります。

全日制高校より有利に就職活動、進学ができるように目的意識を持って通信制高校に入学してください。

まとめ:通信制高校の卒業後進路はさらに発展!不安はいらない!

通信制高校の卒業後の進学・就職:まとめ通信制高校の卒業後の進学・就職:まとめ

当ページでは不安も多い通信制高校卒業後の進学・就職についてお伝えました。

通信制高校を卒業したあとでも進学も就職もできると聞き、高卒後の不安を解消できたはずです。

通信制高校では今後の課題として進路サポートに力を入れていくはずです。

進学については指定校推薦を通して大学や専門学校とより強固な関係を作っていくはずです。

就職に関しては今後企業からの求人票も必ず増えます。

なぜそこまで断言できるかというと、私は通信制高校の入学相談という仕事から企業の人事採用担当に転職し、いかに企業が通信制高校の存在を知らないかを目の当たりにしているからです。

高卒求人は近隣の高校に時期になると学校訪問し求人票を就職担当の先生に渡します。

全日制高校や定時制高校は企業でも学校訪問をしていますが、通信制高校はまだ存在を知られておらず学校訪問があまりされていません。

通信制高校にこれだけの生徒がおり、専門コースで学ぶ即戦力だと知ったら…。

これから通信制高校の卒業後の進路の未来はかなり明るいでしょう!

だるま室長
だるま室長
なので、安心して通信制高校への入学をご検討ください

通信制高校に入学する前には必ず資料請求をして学校の特徴について、学費について理解しておくことが重要です。

あなたの未来がより輝けるように、このページが役に立てることを願っています。

ここまでは通信制高校の卒業後の進路についてお伝えしました。

次のステップ5として、『通信制高校のよくある質問』について解説しましょう!