声優になるには専門コースのある高校が有利？偏差値や学費などを解説

中高生で将来なりたい職業としても人気のアニメ声優。

本気で声優を目指すなら高校卒業後に専門学校行く、または声優養成所に通い所属になる必要があります。

もっと早くから声優について学びたい場合、専門的な高校はないのでしょうか。

結論を言えば声優を学べる高校は全国にある通信制高校・サポート校で学ぶことができます。

でも、学習内容、学費、進路などよくわからず、通信制高校ってどんなところか不安も多いと思います。

当記事では、早くから声優について学べる高校の偏差値や学費について詳しく解説します。

声優になるには高校選びが大切

声優になりたいなら、声優コースがある高校でも普通の高校でも学校選びは大切です。

多感な10代は楽しいことに流され、時間を上手に利用できないまま学校生活が終わってしまうからです。

例えば声優コースのある高校で声優になるための勉強ができれば、オーディションやスキル面で有利になります。

声優コースがない高校でも、演劇部や放送部などの活動に力を入れている高校なら、演技や発声などのスキルを磨くことができます。

一番は、夢を分かち合い切磋琢磨できる仲間。

好きなことが同じで、目標に向かって進んでいけるライバルがいる高校に行くことが重要です。

『中学生から声優になるには？』という記事では、高校選び前に声優になるために必要なことを解説しています。

あわせてご覧いただくと、声優になる近道になるでしょう。

声優を専門的に学べる高校は通信制高校が多い

高校で声優について専門的に学ぶには、コースの設置がされている通信制高校やサポート校に行く必要があります。

通信制高校やサポート校では課外活動ではなく、プロの講師から声優を専門的な指導を直接受けることができる環境を整えています。

将来声優を仕事にしたい人には、夢のような学校といえます。

声優を専攻できる通信制高校やサポート校では、下記のような特徴があります。

教えてくれるのは現役の声優として活躍している先生や、地元を中心に活動しているアナウンサーなどメディアで活躍しているプロ講師です。

学校には同じ志を持った仲間もいるため、ひとつの作品を作るためにコミュニケーション力を身につける授業もあります。

学校によっては、演技・殺陣、体力づくり・ストレッチ運動、発声・イントネーション指導といった授業も設定。

声優を目指すだけでなく、メディア業界で好きな仕事をしていくことを目標に、知識の幅を増やすことができる授業もあります。

一方で通信制高校という性質上、不登校経験者や高校中退した人が入学してくることもあります。

好きな声優を通して周りとの関り合いを深めていく役割も、通信制高校にはあります。

声優を学べる高校に入るための偏差値は

通信制高校には偏差値がない

声優を学びたいと思い通信制高校・サポート校に入学したくても、偏差値について不安な人もいるはずです。

まず通信制高校には、偏差値という概念がありません。

通信制高校に入学する生徒の選考は、不登校性も多いため学力だけでは判断できないからです。

不登校だと通学していないため、内申点が付かないことも多いです。

そのため、不登校生の受け皿でもある通信制高校・サポート校では学力試験がなく、面接や作文で合否を判断していることがほとんどです。

通信制高校に関する偏差値については、こちらの記事で詳しく解説しています。

より入学に興味を持っている人にはおすすめの内容になっています。

声優には偏差値が関係ある

高校入学について偏差値は関係ありませんが、声優として活躍するには偏差値も関係あるため一概に偏差値を無関係とはいえません。

例えば原稿に書かれた漢字や英語を読むのに時間のかかる人は効率よく収録ができないので、国語や英語など基礎学力は絶対に必要です。

様々な文学や舞台を見たり、少ないながらも人生経験が豊かなほうが、喜怒哀楽を声で表現する声優には必要な能力といえます。

頭の回転や、柔軟性に優れているのが高い偏差値の持ち主です。

目標を決め、自分でも練習し、振り返り、次に活かしていくことができる偏差値が高いタイプのほうが、声優としての能力を伸ばしていくことできます。

声優を学べる高校の学費は

通信制高校・サポート校の学費が気になる人もいるはずです。

ネットで、声優を学べる通信制高校の学費を調べても詳しく出てこないところが多いです。

私が通信制高校で入学相談を受けた際、声優コースの学費はおおよそこれくらいでした。

通信制高校で主にかかる費用は、授業料・教材費・スクーリング費です。

通信制高校は本校が近隣にない場合、そこまでのスクーリング費として旅費などが掛かる場合もあります。

通信制高校にも高等学校就学支援金が適応されますが、世帯収入により学費は変わるため、希望する通信制高校・サポート校へ資料請求して問い合わせがおすすめです。

＼声優コースのある通信制高校なら／
ズバット通信制高校比較

声優を学べる高校の進路は

通信制高校声優コースから声優になった卒業生はいる

元通信制高校の進路担当もしていましたので、通信制高校声優コースの卒業後の進路実態をお伝えします。

まず、声優コースから声優として活躍している卒業生は存在します。

声優という非常に厳しい業界として、通信制高校から輩出していることは素晴らしいことだと思います。

プロの声優の前の研究生として、声優養成所のオーディションに合格する生徒も毎年いました。

3年間の学びが決して無駄ではなく、実を結んでいると思うと進路担当をしていた時は嬉しかったです。

声を使う仕事は意外と多い

声優以外の道として、演技が好きな生徒は劇団員として活動する生徒もいました。

劇場に就職し、音響や照明など裏方として活躍している子もいます。

キャラクターショーの出演や百貨店や大型スーパーの受付に就職した生徒もいます。

もちろん通常業務もありますが、キャラクターショーであればアテレコ、百貨店であればアナウンスといった声を使った仕事をしている生徒もいます。

最近では配信者として、音声配信アプリやゲームアプリなどで活動している生徒もいます。

少し前より声を使う仕事の需要は増えているため、進路先は幅広くなっている状況です。

声優を学べる高校一覧

声優専門コースで学べる通信制高校

高校から声優について専門的に学べる高校一覧をまとめました。

声優になるためのアフレコレッスンをはじめ、演技指導、発声練習、ストレッチ運動などをプロの講師から触接学ぶことができます。

全国にサポート校や技能連携校があり、声優について学べる環境のある通信制高校もあれば、全国にキャンパスはあるものの地域によっては声優コースのない学校もあります。

このサイトでも最新情報を更新していく予定です。

通信制高校への入学は複数校から検討しよう

全国にも声優を学べる通信制高校がたくさんあります。

この中から、自分の住んでいるエリアに近い通信制高校を探すのは大変なこと。

通信制高校は各校で特徴が異なり、学費なども異なります。

必ず複数の学校と比較検討することからはじめましょう。

ズバット通信制高校比較なら、自分の住むエリアから通える通信制高校を調べることができます。

その中より、複数の学校の資料を一括請求することができます。

そして、気になる通信制高校があれば体験入学や学校説明会に参加しましょう。

学校の雰囲気を見るのは非常に大切です。

雰囲気が合わなかったり通学が困難など入学してから後悔しては意味がありません。

必ず複数校の比較と見学をして、楽しい高校生活にしていきましょう。

＼通信制高校を比較できる／
ズバット通信制高校比較

結論

ここまでをまとめます。

アニメ業界が成長しているいま、声優への人気や憧れはまだまだ衰えることはありません。

中高生の人気職業ランキングでも、声優がランクインしている時代です。

声優になれるのは狭き門なので声優を高校、しかも通信制高校で学ぶべきか迷う人も多いと思います。

この件に関しては、通信制高校で働いていた私が声優コースの通信制高校に進学すべきか解説しています。

ぜひこちらも併せてご覧ください。