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中学生から美容師になるには進路が重要!最短で美容師免許を取る方法

中学生から美容師になるには進路が重要!最短で美容師免許を取る方法
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中学校を卒業したら美容師になりたい。

このように早くから進路を考えている人もいるでしょうが、中学生を卒業しても美容師にはなれません。

美容師として働くには、美容師国家試験に合格し美容師免許を取る必要があります。

では、早くに美容師免許を取る方法はないのでしょうか。

実は、最短で美容師免許を取得し美容師として働く方法があります。

しかし、将来を早く決めてしまう分、美容師以外の道へチャレンジする際にデメリットになることもあります。

この記事では、中学生から美容師になるための方法と注意点を解説します。

中学生から美容師になるには何年かかる

中学生から美容師になるには何年かかる

結論をいうと、中学校を卒業して美容師になるには3年かかります。

年齢で言うと18歳、高校卒業と同時期に美容師国家試験に挑戦し合格できれば美容師として働くことができます。

美容師免許を取得するには、養成校である美容専門学校へ行かなくてはいけません。

美容専門学校の多くは、高校卒業資格を取得してから入学できますす。

しかし、以下のような中卒でも入学できる学校で美容師になることができます。

美容師への道のり
  • 中卒→高等専修学校
  • 中卒→美容専門学校の通信課程

中学校を卒業してから高校に進学し、その後に美容専門学校で美容師免許を取得すると20歳。

それと比較すると、2年も早く就職できます。

次に、高等専修学校や美容専門学校の通信課程について詳しく説明していきましょう。

中卒から最短で美容師になるためには

いち早く美容師免許を取るには、中学校を卒業後、専修学校か美容専門学校の通信課程に入学することが必要です。

中学校を卒業して美容師を目指したい人や、高校中退し美容師になりたい人は、これらの学校へ進学がおすすめです。

高等学校と美容専門学校通信課程の違いは以下の通りです。

中学卒業後に高等専修学校へ入学する

中学卒業後に高等専修学校へ入学

高等専修学校は、高校の授業と専修学校で行われる専門的な授業を一緒に学ぶことができる学校です。

高等専修学校にも分野があり、美容を学べる高等専修学校なら高校の学習と美容学校の授業を3年間並行して学べます。

高等専修学校の入学条件として、受験資格は中学校卒業以上となっています。

中卒の後に高等専修学校に入り3年間学び美容師免許を取得できれば、最短18歳で美容師としてデビューできます。

中学卒業後に美容専門学校の通信課程へ行く

中学卒業後に美容専門学校の通信課程

中学卒業後に美容専門学校の通信課程で3年間学び、美容師国家試験に合格すれば美容師として働くことができます。

通信課程では、「レポート提出」と「スクーリング」が必須。

美容師国家試験に出題される美容知識に等のレポートを自宅学習で提出します。

技術面においては夜間や春休み・夏休みなど休み期間を利用したスクーリングで学びます。

レポートの未提出やスクーリングに不参加だと受験資格が満たないため、必ず行わなければいけません。

通学タイプと通信制タイプでは学習する内容や違いがないのも特徴的です。

レポートの主な科目
  1. 関係法規・制度および運営管理、
  2. 衛生管理
  3. 保健
  4. 香粧品化学
  5. 文化論および美容技術理論
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美容師免許を最短で取得するメリット

美容師免許を取得のために高等専修学校や美容専門学校の通信課程に行くうえで、メリットやデメリットはあるのでしょうか。

メリットは就職率が高く学費が安いこと、反対に他業界への転職にはデメリットになる場合があり注意が必要です。

就職率が高い

早くから美容師免許を取得することで、美容室への就職活動を優位に進めることができます。

美容師の求人においても、18歳で美容師免許を取得している学生は魅力です。

理由は、若いスタッフのほうが将来性を見込んで採用したいお店が多く、専門学校卒よりも低い給与で採用できるから。

18歳で美容師免許を持っているライバルが少ないため、希望するサロンに入社できるチャンスも広がります。

専門卒より専修学校卒や通信課程卒は初任給は低いところが多いかもしれません。

しかし、年齢や実務経験で美容師としての年収は上がっていくので特に心配はいりません。

トータルで学費が安い

学費の安い順番
  1. 中卒→美容専門学校の通信課程
  2. 中卒→高等専修学校
  3. 中卒→高等学校→美容専門学校

美容師免許を取得なら通信制が最も学費が安く、その次に高等専修学校が安く学費メリットがあります。

中卒→高校→美容専門学校が最も期間が長く、高校・専門学校の学費がかかるため最も高額です。

どの学校に進んでも、美容師国家試験に合格するための学習と技術指導を受けることができます。

なので、学費が安いからしっかりとした指導が受けれないというわけではありません。

美容師を早くから目指したいと思っている人は、学費を抑えて最短で免許取得も可能です。

中卒で美容師になるデメリット

高等専修学校や美容専門学校の通信課程を経て美容師として働いたけど、美容師以外の業界で働きたい場合、違う業界への就職や転職が難しいことがあります。

なぜなら高等専修学校や美容専門学校の通信課程を卒業しても、学歴が高校卒業資格とはならないからです。

高等専修学校は、3年制の卒業時に専門学校への進学もしくは文部科学大臣が指定した学科の卒業で大学入試資格を得ることができます。

専門学校や大学に進み卒業すればそれぞれ専門卒、大卒になりますが、進学しないと専門卒や大卒にはなりません。

美容専門学校の通信課程を卒業した場合も、美容専門学校卒にはなりません。

もちろん美容師として働くのであれば学歴より資格が必要です。

しかし、残念ながら一般企業への就職は未だ学歴社会。

採用については高卒以上と明記している企業も多いため、学歴でのデメリットについて把握しておきましょう。

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中学生から美容師になるためにおすすめの進路

美容師には早くなりたいけど、将来他の業界で働く上で学歴が不安…。

そんな場合は、美容師免許を取得する学校と通信制高校のダブルスクールがおすすめです。

通信制高校なら高卒資格がとれる

美容専門学校の通信課程の入学と並行して通信制高校にも入学できます。

通信制高校で3年間在籍することで、高校卒業資格を取得することができますので、美容師以外の道を選択する際、就活で不利になることはありません。

美容専門学校の通信課程も3年間のため、高校卒業資格取得と同時に美容師免許も取得できます。

通信制高校も卒業要件としてレポート、スクーリング、単位認定試験が必要です。

詳しい通信制高校の仕組みは、こちらの記事で詳しく解説しています。

高等専修でも技能連携校のある学校もある

高等専修学校でも通信制高校と並行して入学できる学校があります。

高等専修学校で美容の勉強と同時に、通信制高校で高卒資格の勉強ができます。

このような学校の仕組みを技能連携校といいます。

技能連携校に指定された高等専修学校では、専門的な学習も高卒に必要な単位に振り分けができます。

専門知識を学びながら高卒資格も取得でき効率的です。

美容師養成コースがある通信制高校3選

ルネサンス高等学校

美容師養成コースがあるルネサンス高等学校

全国にあるルネサンス高等学校では、ハリウッドビューティ専門学校の通信課程とのダブルスクールで美容師免許を取得できます。

通信制高校+専門学校通信課程の学費になりますが、公立高校から専門学校へ進学するより学費が安く、早くから美容師に興味がある方におすすめです。

ルネサンス高校の美容師養成コースは卒業までに600時間以上のスクーリング(美容院従業者は315時間以上)があります。

午前は高卒資格の勉強し午後は美容師の実習を行う人や、美容室で働きながら高卒資格のレポートに取り組む人もいます。

美容師養成コースには独自のカリキュラムがあり、全国平均80.5%と比較しルネサンス高等学校は98%の合格率と非常に高いのが特徴です。

飛鳥未来高校

美容師養成コースがある飛鳥未来高等学校

姉妹校のビューティーアート専門学校がある飛鳥未来高等学校では、ダブルスクールで美容師資格を取得できます。

飛鳥未来高校の特徴は、集中して高卒と美容師資格を取得するカリキュラム。

美容師コースでは高校の卒業単位を2年間で修得を目指し、3年目は美容師免許を取得する内容になっています。

通信制高校は3年間の在学期間が必要です。

飛鳥未来高校では2年で高卒の単位を取ってしまい、3年次で美容師免許を取るための勉強に集中できるのが、他の通信制高校とは違う仕組みです。

2校合わせた学費も姉妹校ということもあり、お得に通えるのもメリットです。

愛知芸術高等専修学校

美容師養成コースがある愛知芸術高等専修学校

愛知県名古屋市にある高等専修学校の愛芸(アイゲイ)は、高等専修学校で美容の勉強が可能です。

愛芸は北海道芸術高等学校の技能連携校になっています。

そのため、専門的な科目も高校卒業資格の一部として認められることが他の通信制高校にはない特徴です。

また、美容師として働く上で夢や現実を教えてくれる特別授業を行っています。

全国にある美容室「Hair&Make EARTH」をはじめ、有名店のトップスタイリストの特別授業を受けることができます。

美容師として働きたい人にとって、多くの経験をしているカリスマ美容師から直接話や指導を受けることができるのは、貴重な時間になることは間違いありません。

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美容師養成コースのある通信制高校は、エリアにも複数あります。

ただし学校によっては学費やカリキュラムが全く違います。

自分に合うかネットだけで決めず、必ず複数校の資料から比較しましょう。

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中学生が美容師になるために今からできること

将来美容師なりたいと思っている中学生が、今からできることはないでしょうか。

私が通信制高校で入試担当をしてたとき、美容師養成コースを目指している子や親に、次のようにアドバイスをしていました。

美容室を見学しに行く

世の中にある仕事の中でも、自分が髪を切りに行けば美容室は気軽に見ることができる職場です。

なぜ美容師になりたいのか聞くと、ほとんどの子は今行っている美容師の影響だと言います。

私は、複数の美容室に行きそこで働く美容師の話を聞く方が良いと答えていました。

美容師といっても、個人店やグループ展開している会社では特徴が異なります。

中にはお客様に髪を切れるまで数年かかる美容室もあれば、早くからカットデビューできる店舗まで様々です。

もちろんお店のイメージや働くスタッフの雰囲気も大切です。

それ以上に、自分がどんな美容師としてのキャリアを進んでいきたいか多くの先輩から学ぶことを勧めていました。

SNSで情報収集する

どのジャンルでもSNSは手放せなくなっている現代ですが、特に美容業界はSNSでの情報発信に長けています。

美容師も「個性」で稼ぐ時代のため、個人でインスタやツイッターを使い情報発信している美容師も増えています。

最新美容情報や、トップスタイリストに関われる機会ができるなど、正しくSNSを使うことで知識や情報が手に入ります。

最近では就職活動でもSNSが使われるようになりました。

会社は採用情報をSNSで告知するなど、SNSの在り方が変わってきています。

情報収集をする上でSNSは中学生からでも遅くはありません。

早くから知識を身につけることができるツールとして利用しましょう。

親子で進路を決める

美容師になる道はいくつかの方法があります。

前述した通り中卒から高等専修学校や美容専門学校の通信課程に入るといった最短ルートもあれば、高卒後に美容専門学校の通学コースへ行くこともできます。

最短ルートはメリットもありますが、デメリットもあります。

高校卒業後に美容専門学校へ行くメリットもあります。

その決定には親子どちらか一方の意見ではなく、しっかりと将来について話し合い親子で進路を決めることが大切です。

子供が希望しても学費や生活面について、親はサポートしてあげなくてはいけません。

親が美容師になってほしくても、他の子以上に短期間で高校の学習と専門知識を身につけなくてはいけないのは子供です。

悔いのないよう、親子でしっかりと将来に向けて話し合うことが納得できる進路につながります。

結論

ここまでをまとめます。

まとめ
  1. 最短で中卒から3年(18歳)で美容師になれる
  2. 最短で美容師になるメリット・デメリットあり
  3. 通信制高校とWスクールで美容師免許+高卒資格取得れる

美容に興味を持った中学生にとって、美容師はやりがいのある仕事に間違いありません。

「どんな美容師になりたいか」を親子で話し合い、最短で美容師になるか高卒後に美容専門学校に行くか決めましょう。

とはいうものの、高等専修学校や美容専門学校の通信課程への進路で美容師になった人はいるのか。

本当に、最短ルートの道を選択していいのか。

選択する本人も不安だったり、美容師になりたいと思っている子を持つ親も心配ですよね。

当サイトでは、美容師養成コースの通信制高校を卒業したOB生の体験談と、美容美養成コースに進学した子の親の体験談を掲載しています。

ぜひ、こちらの体験談も参考にして下さい。